ヒナイジ ユズル
流木と動物彫刻作品
「NO.15 サルーキ」
ヒナイジ ユズルは、流木からインスピレーションを得たアート作品を数多く手掛ける現代アーティスト。流木の風合いである「樹皮」「割れ」「枝振り」など、自然な形を活かしながら、動物に見立て彫刻作品を製作しています。
【アーティスト、ヒナイジユズルのコメント】
今回の作品の特徴は、スラっとした白い細長さ。流木の白い色を活かすことと、良い形の流木の耳を見つけたことが、サルーキを創造させました。額の割れに、割れ止めを兼ねて、真鍮線での縫合をしています。今はピカピカ光っていますが、時と共に真鍮色の経年変化も楽しめます。
モチーフは犬種サルーキです。
サルーキは狩猟犬の一犬種。「聡明」「内気」「静か」な性格な犬種。
飼育犬の中でおそらく最も古い犬種として知られています。
純血種として、その歴史はおよそ7000年溯ることが出来るそうです。
イラクの古代遺跡であるテペ・ガウラに、最も古い記録とされるサルーキの彫刻があるそうです。
▼作品の詳細についてはBAM鎌倉のブログからもご覧いただけます▼
BAM鎌倉公認アーティスト第1弾!ヒナイジ ユズルの『流木と動物彫刻作品』を特別展示!
【彫刻と台座込みサイズ 】
幅56cm x 高さ56cm x 奥行24cm
【重さ】3.5kg
※作品に台座は含まれています。
※作品の発送は着払いになります。
【ヒナイジ ユズル】
プロフィール
2004年 昭和レトロ家具店アパートメントストア開店(静岡浜松)
2006年店舗空間デザイン業スタート
2011年 飲食業を開業(現:喫茶みちくさ)
2023年6月骨董店に転業(黒鶇骨董店)
2023年11月流木彫刻を始める
2024年1月Tricera Art「100人10展」にて1作品展示完売
2024年4月銀座FBIギャラリーにて初個展 12作品完売
経年美化を感じる古いモノが好きで、レトロ家具店を始める。
歴史があるアンティークも好きだが、大量消費され廃棄されていくモノの中に、自分だけが感じる可愛さ.カッコ良さ.美しさを見出し、新しい価値を生み出すことに、面白さを感じている。
流木にも、自然が生み出す経年美化を感じることができ、廃棄や朽ちるだけの存在から、動物彫刻することで生まれる新しい価値付けが面白い。
レトロ家具と流木に共通の魅力を感じ、流木彫刻の世界にハマっていきます。
【BAM鎌倉館長 土橋正臣からの推薦メッセージ】
流木ならではの木の風合いや表情、経年によって変化していく素晴らしい質感、手作業で丁寧に作られる彫刻作品は、芸術作品としての枠には収まらず、100年前に英国アンティークを作ってきた職人たちと同じインスピレーションを感じさせる。
自然の流木を使って製作される動物をモチーフとした美しい作品達は、自然を守る英国ナショナルトラスト運動との繋がりにも通じるコンセプトである。